2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

原因

高Na血症は高浸透圧血症を意味し、通常は口渇による水摂取の増加およびADH分泌亢進により、血清Na濃度を正常化しようとフィードバック機構が作動する。通常、飲水不可能な環境でしか認められず、臨床でみる事は少ない。原因としては二つ。1.水欠乏 2.Na過剰 …

症状

循環器治療薬ファイル―薬物治療のセンスを身につける作者: 村川裕二出版社/メーカー: メディカルサイエンスインターナショナル発売日: 2002/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (4件) を見る

リンク集

循環器トライアルデータベース(大日本住友製薬) http://www.ebm-library.jp/circ/index_top.html 高血圧アカデミー(三共製薬) http://www.hypertension-sankyo.com/index.html Circulation Forum http://www.lifescience.jp/ebm/index.html

Ca拮抗薬の種類

ジヒドロピリジン誘導体(代表ニフェジピン・アムロジピン・「〜ジピン」) 血管拡張作用が強く、主に降圧に使用。心臓への作用は少ない。 フェニルアルキルアミン誘導体(ベラパミル) 降圧降下は少なく、房室接合部が関与する頻脈発作に使用。 ベンゾジアゼピ…

Ca拮抗薬

もともとは狭心症の薬。1970年代から降圧薬として登場。脳血管障害の予防に非常に有効。欠点は作用時間が短い事。 L型Caチャンネルを阻害する。 Ca拮抗薬はRAA系を阻害することができない。よって・心不全・腎不全・インスリン抵抗性を改善することができな…

作用の違い

ベラパミル ジルチアゼム ニフェジピン ベプリジル 冠動脈拡張 ++ +++ +++ 末梢血管拡張 ++ + +++ 心収縮力 ↓↓ ↓ ↑ 心拍数 ↑↓ ↓ ↑ 房室伝導 ↓↓ ↓ ↑↓ ベラパミルverapamil(ワソラン) PSVTやAf・AFのレートコントロール・ベラパミル感受性心室頻拍(右脚ブロッ…

グレープジュースとCa拮抗薬

CYP3A4を介するため、Ca拮抗薬を阻害する。デコポンも。

Ca拮抗薬の世代

第1世代:急激な降圧による自律神経系及びレニン−アンジオテンシン系への刺激作用を含めた副作用あり。 第2世代(a):徐放製剤とし、急激な降圧を改善。 第2世代(b):化学構造を変えて血中濃度の半減期を延長。 第3世代:血中濃度の半減期を延長させるなどに…