2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧
MCFGミカファンギン(ファンガード)…安全性高い。真菌細胞壁がターゲット。カンジダとアスペルギルスのみに有効。FLCZ耐性カンジダにも有効。
MCZミコナゾール(フロリード)…1986年。薬物動態が悪く副作用も多いため、現在ではあまり使用されていない。 LCZフルコナゾール(ジフルカン・ミコシスト)…1989年。安全性高いが、カンジダですら△であり、静菌的。カンジダで感受性あれば第一選択となる。アス…
5-FCフルシトシン…カンジダ・クリプトコッカスに使用される。現在ではあまり使用されない。
AMPH-BアムホテリシンB(ファンギゾン):1962年。広いスペクトラム。発育期・静止期いずれにも殺菌的に作用する。maxで1mg/kg/day。腎障害・低K血症を起こす。 L-AMB(アムビゾーム)…2006年。腎障害対策。maxで5mg/kg/dayまで使える。
病原性が強く、健常者にも発症する。鳩。 肺クリプトコッカス症:肺の浸潤影は非常に多彩。FLCZやITCZの内服3〜6ヶ月。 脳髄膜炎:AMPH-Bを初期治療に用いる方が良い。
肺アスペルギローマ:肺結核後などにより肺に空洞のある人。外科療法が根治術。喀血があると抗真菌薬を開始 アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA):治療はステロイド薬。経口抗真菌薬は補助的。重症患者ではITCZを使用するべきか。 侵襲性アスペルギ…
カンジダ血症:CVカテーテルを留置した患者で、広域スペクトラム抗菌剤2剤以上投与されている場合に多い。 カンジダ播種症:カンジダ血症から発症。肝・脾に膿瘍を形成する。 カンジダ眼内炎:
多いのが、カンジダ・アスペルギルス・クリプトコッカス・ムコール。最近アスペルギルス症が増加してきており、それに対する治療薬が発売されてきている。FLCZ耐性カンジダ症の治療法。深在性真菌症に対する予防治療・経験的治療法。
Candida Cryptococcus Aspergillus Mucor AMPH-B ○ ○ ○ ○ L-AMB ○ ○ ○ ○ FLCZ △〜○ ○ × × ITCZ △〜○ ○ △ × VRCZ ○ ○ ◎ × MCFG ○ × ○ × 5-FC