2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

抗血栓薬

ヘパリン ・心筋梗塞・不安定狭心症に使用。 ・protamineで中和。 ・ヘパリン惹起性血小板減少症をきたす事あり。 ワーファリン ・作用発現までに36-48時間かかる。「急性期にヘパリン点滴→ワーファリンの内服」という風にもっていく。 ・INR1.6-2.8ぐらいに…

亜硝酸薬

・血管拡張作用+冠拡張作用 ・抗血小板作用あり。 ・副作用・・・頭痛(脳血流の増加)・メトヘモグロビン血症 ニトログリセリン(ミリスロール) ・禁忌・・・緑内障 ・持続時間短い。降圧作用強い。 ISDN; isosorbide dinitrate(ニトロール) ・心カテーテル検査時に…

心房性Na利尿ペプチド

ANP(hANPハンプ) ・利尿作用・・・前負荷軽減 ・血管拡張作用・・・後負荷軽減 ・禁忌・・・重篤な低血圧、右室梗塞、脱水

PDEⅢ阻害薬

・PDEⅢを阻害→cAMPが上昇→細胞内Ca濃度上昇→心筋収縮力上昇→強心作用 ・血管平滑筋のPDEⅢを阻害→血管拡張作用 ・β受容体のdown regulationが起こらないのが利点。 Milrinone(ミルリーラ) ・頻脈、不整脈、血圧低下に注意。 Olprinone(コアテック) Amrinone(…

睡眠薬の用法と用量

現在の睡眠薬のほとんどがベンゾジアゼピン系薬剤(ハルシオン,レンドルミン,ロヒプノール,サイレース)と、最近になって開発されたベンゾジアゼピン受容体作動薬(アモバン,マイスリー)で、ベンゾジアゼピン受容体を介して作用する。 排泄半減期に注目…

睡眠薬と作用時間

☆ベンゾジアゼピン系 ・6時間以下 ・・・ハルシオン・マイスリー ・6〜12時間 ・・・レンドルミン・デパス ・12〜24時間・・・ユーロジン・ロヒプノール ・24時間以上・・・ドラール・ベンザリン・副作用・・・長期投与による常用量依存・退薬症候 なので長期服用が必要なと…

睡眠導入薬を投与する前にチェックする事

不眠の原因がないかどうかチェックする。 不眠の原因 1.身体的要因Physical・・・発熱・疼痛・痙攣・掻痒・頻尿・呼吸困難・SAS・周期性四肢運動障害・むずむず脚症候群 2.生理的要因Physiologic・・・時差・交代性勤務・短期間の入院 3.心理的要因Psychological・・…